資産を守る投資【新NISA・積立投資の重要性を解説】

この記事でわかる事
・インフレ社会に対応するには投資(資産運用)が重要
・新NISAでの積み立て投資
・投資での期待リターン

A子さん

最近、物価がどんどん上がってて、正直きついわ…

ソウ

そうですね。
食費や電気代も上がってきて、生活への影響が大きくなっています。

A子さん

このままだと、貯金だけで大丈夫なのか不安になるわ…

ソウ

実はそこが重要なポイントで、
今の時代は「何もしていないと資産の価値が下がる」状況なんです。

A子さん

えっ、貯金してるのに減るってどういうこと?

ソウ

物価が上がることで、同じお金でも買えるものが減ってしまうんです。
つまり、実質的にはお金の価値が下がっている状態です。

A子さん

それは困るわね…何か対策はあるの?

ソウ

はい。その対策の一つが「投資」です。
投資はお金を増やすだけでなく、資産を守るための手段でもあります。

この記事では、
なぜ投資が必要なのか、そして具体的な始め方まで解説していきます。

目次

なぜ投資が必要なのか

これまでの日本では「貯金=安全」とされてきました。

しかし現在は、物価が上昇するインフレ環境に入り、
現金の価値は徐々に下がっています。

つまり、何もしないことが「リスク」になる時代です。

投資は「お金を増やす」だけでなく、
「インフレから資産を守る」ための手段でもあります。

インフレでお金の価値はどう下がるのか

例えば、年2%の物価上昇(インフレ)が続いた場合、
お金の価値はどのように変化するのでしょうか。

ここでは分かりやすく、年2%の物価上昇を例に考えてみます。

これは、日本の中央銀行である日本銀行が目標としている水準であり、
一般的に「緩やかな物価上昇」とされる目安です。

実際の物価上昇率は年によって変動しますが、
ここではイメージしやすいように一定の2%で計算しています。

これは「100万円の価値が毎年2%ずつ下がる」イメージです。

具体的には以下のようになります。

・10年後:約82万円分の価値
・20年後:約67万円分の価値

何もしていないだけで、
資産の価値は大きく目減りしてしまいます。

つまり、「貯金しているだけでは安心とは言えない時代」になっているのです。

投資で資産を守るという考え方

投資の本質は「お金を働かせること」です。

企業の成長や経済の拡大に合わせて資産を増やすことで、
インフレによる価値の低下をカバーすることができます。

「投資=損をするのでは?」と不安に感じる方も多いと思います。

確かに短期的には価格が下がることもありますが、
長期的に見ると、世界経済は成長を続けてきました。

そのため、長期・積立・分散を守ることで、
リスクを抑えながら資産を増やすことが期待
できます。

また、インフレの環境では、企業の売上や利益も上がりやすくなる傾向があります。

例えば、物価が上がれば商品の価格も上がるため、
企業の売上は金額ベースで増えやすくなります。

その結果、企業の価値が上がり、
株価も上昇しやすくなると考えられています。

簡単に言うと、
「物価が上がる世界では、企業も成長しやすい」ということです。

ただし、すべての企業が必ず成長するわけではないため、
分散投資を行うことが重要になります。

新NISAで始める積立投資

最もおすすめなのが「新NISA」を活用した積立投資です。

新NISAは、投資で得た利益に税金がかからない制度で、
資産形成に非常に有利です。

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。

例えば、10万円の利益が出た場合、
約2万円が税金として引かれ、手元に残るのは約8万円です。

しかし、新NISAを利用すれば、
この税金がかからず、利益をそのまま受け取ることができます。

つまり、同じ運用でも、
手元に残る金額に大きな差が生まれます。

長期投資ではこの差が積み重なるため、
資産形成において非常に大きなメリットとなります。

積立投資は、毎月一定額をコツコツ投資する方法で、
価格の上下に左右されにくく、初心者でも始めやすいのが特徴です。

なお、積立投資は少額から始めることができます。

例えば、月1,000円〜でもスタート可能です。

最初から大きな金額を投資する必要はなく、
無理のない範囲で継続することが大切です。

おすすめ投資先(オルカン)

おすすめなのが、全世界に分散投資できる投資信託です。

代表的な商品として、
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」があります。

なぜオルカンが良いのか

オルカンは、1本で世界中の株式に分散投資できる商品です。

特定の国や企業に依存しないため、
リスクを抑えながら投資できるのが大きな特徴です。

また、「どの国が成長するか分からない」という状況でも、
世界全体の成長を取り込むことができます。

個別株投資は難しい

特定の株・国への投資は非常に難しいです。

どの企業・国が成長するかを見極める必要があり、
継続的に情報収集や分析を行う必要があります。

実際、多くのプロの投資家であっても、
市場全体の平均(インデックス)を上回り続けている人は少ないです。

そのため、無理に個別株を選ぶよりも市場全体に投資する方が間違いないです。

「積立×分散」で資産防衛+リターンも期待できる

資産を守るという観点では、
「分散」と「積立」の組み合わせが重要です。

一括投資はタイミングによって結果が大きく左右されますが、
積立投資であれば価格変動の影響を分散することができます。

また、オルカンのような分散型の商品と組み合わせることで、
リスクを抑えながら長期的な成長を目指すことができます。

つまり、
「オルカン × 積立投資」は、
実践しやすく、「資産防衛×投資リターン」を狙える方法になります。

リターンの目安

過去のデータをもとにすると、
オルカンは年利3〜5%程度が現実的な目安とされています。

仮に100万円を年利4%で運用した場合のイメージです。

・3年:約112万円
・5年:約122万円
・10年:約148万円
・20年:約219万円

短期間では大きく増えませんが、
長期で見ると大きな差になります。

投資は「早く始めるほど有利」と言われています。

これは、運用期間が長くなるほど複利の効果が大きくなるためです。

逆に言えば、「後回しにすること」が
最大のリスクになる可能性もあります。

インフレ2%が継続した際の資産価値の比較

「100万円を現金保有のみ」の場合と、「年利4%で投資」をした場合で、
物価上昇が毎年2%続いたとすると資産価値は下の表のようになります。

★現在の100万円の価値

■10年後
 現金保有のみ:約82万円
 年利4%運用:約122万円
     差額:約40万円

■20年後
 現金保有のみ:約67万円
 年利4%運用:約149万円
     差額:約82万円

大きな差額となります。
※「物価上昇(年2%)」と「運用利回り(年4%)」を前提にしたシミュレーションです。
  実質的には「年2%ずつ資産が増えていく」イメージになります。

今後ずっと物価が2%上昇するのか?
オルカンが年利4%のパフォーマンスを毎年出すのか?
それは分かりません。

ただし、物価上昇が続けば、現金の価値は確実に目減りしていきます。

👉 だからこそ
「何もせず持っているリスク」も考えておくことが重要です。

積立投資で失敗しないためのポイント

積立投資で最も多い失敗は、「途中でやめてしまうこと」です。

実際に、投資を始めた人の多くが、
数年以内にやめてしまうと言われています。

その大きな原因が、「株価の下落」です。

下落でやめてしまうのが一番もったいない

投資を始めた直後に、運悪く株価が下がることは珍しくありません。

このときに「怖い」と感じてやめてしまう人が多いですが、
実はそれが最ももったいない行動です。

なぜなら、積立投資では価格が下がったときほど、
同じ金額で多くの口数(数量)を買うことができるからです。

つまり、下落は「安く買えるチャンス」でもあります。

この仕組みを理解しているかどうかで、
投資を続けられるかが大きく変わります。

積立投資の初期段階の下落は“チャンス”

積立投資は、価格が高いときは少なく買い、
安いときは多く買う仕組みになっています。

これにより、購入価格が平均化され、
長期的に見るとリスクを抑えることができます。

短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、
「安く買えている」と考えることが大切です。

一括投資はメンタル的に難しい

一括投資は、タイミングが合えば大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、その分リスクも大きく、
購入直後に価格が下がると大きな損失を抱えることになります。

この状態は精神的な負担が大きく、
初心者が途中でやめてしまう原因になりやすいです。

そのため、毎月コツコツ投資する
「積立投資」の方が続けやすくておすすめです。

続けることが最大の戦略

投資で成果を出すために最も重要なのは「続けること」です。

短期間で結果を求めるのではなく、
長期で資産を育てる意識が大切です。

特に下落局面でも積立を続けることで、
将来的なリターンにつながりやすくなります。

相場の動きに振り回されず、
淡々と続けることが成功への近道です。

最初の数年は「練習期間」と考えると、
気持ちが楽になります。

まとめ

A子さん

最初は投資って怖いイメージがあったけど、
仕組みを知ると印象が変わるわね

ソウ

そうですね。特にインフレの時代では、
何もしないこと自体がリスクになってしまいます。

A子さん

確かに、貯金だけだと価値が減っていくっていうのは驚いたわ…

ソウ

だからこそ、「資産を守るための投資」が重要になります。

A子さん

でも、やっぱり下がるのが怖い気持ちはあるわね…

ソウ

その気持ちは自然です。
ただ、積立投資であれば下落はむしろ安く買えるチャンスになります。

A子さん

なるほど…そう考えると続けやすそうね

ソウ

はい。そして、世界全体に分散できる投資を
長期で続けることがポイントです。

A子さん

まずは少額からでも始めてみようかしら

ソウ

それが最も大切な一歩です。
行動することで、資産防衛はスタートします。

※本記事は情報提供を目的としており、一般的な投資の考え方や選択肢を紹介しています。

 特定の商品や投資手法については一例として紹介しているものであり、
 その成果や利益を保証するものではありません。

 投資には元本割れのリスクがあり、損失が発生する可能性があります。

 最終的な投資判断は、ご自身の責任にて行ってください。

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